東京事変 のおすすめ "透明人間"
どうもこんにちは！しばすたぐらみんごです！
今回は、2020年に日本で開催される
東京オリンピックの音楽監督にもなっている
椎名林檎が率いた東京事変というバンドの楽曲の中から
透明人間をご紹介したいと思います！
音源と歌詞はこちらです！
透明人間
作詞：椎名林檎
作曲：亀田誠治
僕は透明人間さ きっと透けてしまう 同じひとには判る
噂が走る通りは 息を吸い込め 止めた儘で渡ってゆける
秘密も愉しいけれど直ぐ野晒しになるよ それを笑わないで
好きなひとやものなら有り過ぎる程有るんだ 鮮やかな色々
あなたが笑ったり飛んだり大きく驚いたとき
透き通る気持ちでちゃんと応えたいのさ
毎日染まる空の短い季節
真っ直ぐに仰いだら夕闇も恐ろしくないよ
僕は透明人間さ もっと透けて居たい 本当はそう願っているだけ
何かを悪いと云うのはとても難しい 僕には簡単じゃないことだよ
一つ一つこの手で触れて確かめたいんだ 鮮やかな色々
あなたが怒ったり泣いたり声すら失ったとき
透き通る気持ちを分けてあげたいのさ
毎日染まる空の短い季節
手を叩いて数えたらもうじきに新しくなるよ
恥ずかしくなったり病んだり咲いたり枯れたりしたら
濁りそうになったんだ
今夜は暮れる空の尊い模様を真っ直ぐに仰いでいる
明日も幸せに思えるさ
またあなたに逢えるのを楽しみに待って
さようなら
東京事変のほとんどの楽曲は
作詞・作曲どちらも椎名林檎が
手掛けていることが多いのですが、
今回ご紹介する透明人間については
ベースの亀田誠治が作曲をして、
その曲に椎名林檎が詞をつけています！
亀田誠治がこの曲のインスピレーションを受けたのは
リリース当時7歳だった自分の息子だそうです。
曲を聴いてると溢れ出てくる楽しく軽快な感じは
まさしく子どもっぽさと言えます！
個人的に特に聴いていて楽しくなるのは
Bメロのギターとサビのピアノですね！
星野源の楽曲のギタリストとしても有名な
あの長岡亮介(東京事変での呼び名は浮雲)
が弾くリードギターは遊び心満載です！（笑）
歌詞については驚きのエピソードがあるのですが、
実は椎名林檎がこの透明人間の作詞をした時には
亀田誠治が自分の息子をイメージしてつくった曲だと知らずに
この詞をつくってしまったそうです！
具体的に亀田誠治からどういうイメージを受け取って
つくられたのかは分からないですが、この曲の詞は
椎名林檎が自分の子どもに向けて書いた詞である
という考え方が一番しっくりくると思っています。
つまり、曲のタイトルでもある「透明人間」が指すのは
「大人であっても自分の純粋な気持ちをありのまま表現したい椎名林檎」
で、曲中に出てくる「あなた」は「椎名林檎の子ども」ということです！
椎名林檎の歌詞は色んな意味に解釈できることで有名なので、
ここで私がこれ以上歌詞について述べることはあえて避けますが、
みなさんも是非自分なりの解釈を見つけてみてください！
あと、これは気づく人がめちゃくちゃ少ないと思っているのですが、
噂が走る通りは 息を吸い込め 止めた儘で渡ってゆける
という歌詞がありますよね？
ここを歌っている部分を注意して聞いていると、
「噂が走る通りは 息を吸い込め 『ハアァァァ！（息を吸い込む音）』
止めた儘で渡ってゆける～♬」
というように、ブレスが大げさにされているんです！
これに最初気付いた時、それこそまさに
「ハアァァァ！（鳥肌の立つ音）」となりました。（笑）
これぞ、アハ体験ならぬハアァァァ体験ですなァァァ！！！
そんなこんなで非常に味わい深い1曲となっています！
みなさんも是非聴いてみてください！
最後に、私が組んでいるバンド GOOD DAY（グッドデイ） の
"CURTAIN" という曲のMVをチラッとご紹介して終わりたいと思います！
それでは！良い1日を！
